命を頂くという事
オルタナティブスクールをしようと思ってからずっと思っていた命の授業。
どうやって展開しようかと色々悩んでいたのに、サイモンにすんなりと実行されてしまいました。関わりたい子だけ関わって、そういうのは勘弁して!という子達はお家のなかへ。
最初はすごくドキドキして、躊躇して、葛藤して、を繰り返して、いざ実行。
実行した子ども達の顔には後悔や恐れは感じられませんでした。
血抜きを行って、熱湯につけたら、毛をむしって、小さい毛はバーナーで焼いて、ここまで来るとおなじみの丸どりの姿に。でもスーパーで見る鶏より大分皮の色が黄色いんだね。
そして解体へ。モモ、胸、手羽先、ボン尻、肝、砂肝、というように食べれる部位を確認しながら一つ一つ処理して、すべてを終えたらすっかり疲労困憊。この日の作業はここまで。
この日のお肉は次の日にチキンバーガーとして頂く事になりました。
毎日生産者さんの誰かが、この作業をしてくれているから簡単においしいお肉が食べられる。
もちろん大きな工場でベルトコンベアに乗せられて命を頂く、という重々しい作業をせずとも命は物のようにどんどん消されていきます。
卵からふ化させて、育て上げた鶏さんの命を頂くのとは重みが違うでしょう。だけどこれが本来の「生きる」ではないのかな、と思うのです。
命にまっすぐ向き合う。何を食べるのかをちゃんと考える。そんな人としてあって当たり前の作業を、便利すぎる現代で私たちは失ってしまった気がします。こんな人として昔は当たり前の作業をする事で、「そういえばいつも食べてるこれ、何が入ってたかな?」という疑問が自然と湧いてくる事がとっても大事なのではないかと思うのです。
大人から言われたから、添加物を気にしたり、取らないように「自動的」にその行動を行うのではなく、自分で考えて、納得して行動する事。これからのAI時代を生きていく子供たちにはテストの点数よりももっと、もっと大切な事があるのにな、と自然の中で逞しく生きる力を育む子供たちに教えられている思いです。
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